沖縄弾丸ツアー その15 〜 2012/5/13 ひめゆりの塔&喜屋武岬
続いて同じ沖縄戦跡国定公園のひめゆりの塔へ。
沖縄戦末期に沖縄陸軍病院第三外科が置かれた壕の跡に立つ慰霊碑です。写真右端に見える石造りの碑がそうですが、"塔" と名前はついているものの実物はそれほど高くはありません。
納骨堂でもある慰霊碑の手前には沖縄陸軍病院第三外科壕跡があります。
第三外科壕への入り口。
ひめゆり平和祈念資料館内は撮影不可だったので中庭の花壇を。
沖縄戦の過酷で悲惨な様子を記した展示物を見学していくうちに涙腺ウルウルとなってしましました。
続いてナビを頼りにサトウキビ畑の中の細い道を喜屋武岬へ。東シナ海に面する岬で沖縄本島最南端とされてますが、実際には写真奥に見える荒崎の方が南へ突出しています。
この岬には沖縄戦で米軍に追いつめられ、住民たちが自決するために身を投げたという悲しい歴史が残されています。南洋諸島を含めて各地に存在する "バンザイ・クリフ" のひとつです。
1952年に地元の住民によって、犠牲になった住民、軍人合わせて1万人の霊を弔う "平和の塔" が建てられました。現在の塔はその後1970年に沖縄遺族連合会によって新しく建てられたものです。
断崖の下は波が打ち寄せる岩場になっています。ここから身を投げた方々の気持ちはどんなものだったのでしょう…。
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