香港旅行記 27 〜 2012/7/29 大砲台 Fortaleza do Monte
大三巴牌坊に隣接する小高い丘を登っていくとポルトガル軍の要塞 モンテの砦 が見えてきます。
城壁がそれらしく聳えています。
かなりの数の大砲がこのように据え付けられています。何となくあの趣味の悪い(笑)ホテルを狙っているようですね。
大砲は東側、南側、西側に向けられていますが北側を向いているものはありません。北側には何があるのか…。
その方向は中国本土です。ポルトガルにとって、敵は中国ではなく海からやってくるオランダでした。
マカオではポルトガルとオランダとの争奪戦が1601年より始まっていました。
要塞の建設は 1617年から始まり 1626年に完成しました。
1622年にはオランダ軍がマカオに上陸。砲撃戦が続く中でモンテの砦から放たれた砲弾がオランダ軍の火薬庫に命中し形勢が逆転。オランダ軍がマカオから退却することになりました。
軍事施設や総督官邸として使われていましたが現在は公園とマカオ博物館になっています。
お洒落な文様のゴミ箱。
マカオ博物館の建物。池の水面にその姿を映しています。
さざ波さえもたたない鏡のような水面ですね。
丘の麓にはすぐそばまで住宅街が迫っています。
まさしく夏空!
遠くの高層アパート群は中国本土の珠海市です。
聖ポール天主堂のファサードを見下ろします。
香港と同様に市街地は建物が密集していますね。
モノクロで大砲の重厚感をちょっとだしてみました。
大砲と花……戦争と平和。
水盤に咲いた花。なんていう花なのかな?
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